記事一覧
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ブルートレイン出雲の旅路1(東京—出雲市 2005年)
首都圏と山陰の各都市を結ぶ出雲市行きの「出雲」は、現在も国鉄時代の面影が残る貴重なブルートレインだ。近年は鉄道ファンのみならず旅行業界からも注目されるこの列車に乗って、「昭和の夜」をもう一度味わってみることにした。 -
鉄道のまち小郡の扇形車庫
山口県の玄関口・JR新山口駅。2003年9月までは「小郡駅」と称していた。鉄道のまちとして発展した小郡の象徴は扇形車庫だった。転車台を囲むように設けられたSL全盛期をしのぶ大きな建築物で、役目を終えたあとも十数年間残っていた。 -
みんなブルトレが好きだった
青い客車編成から「ブルートレイン」と呼ばれた寝台特急は、旅を楽しめる要素が多かった。東京の夜景に見送られ出発。深夜、布団にもぐりながら知らない街を眺め、翌朝は食堂車で朝焼けの瀬戸内海を眺めて朝食をとった。一期一会の乗客との会話も弾んだ。 -
地方の少年が見た小さな鉄道史
わくわくしたブルートレインの夜、眺望抜群だった2階建て新幹線の食堂車…少年時代に憧れ親しんだ列車たちは、気づけば次々と「終着駅」を迎えました。「歴鉄2番線」では1980〜90年代の鉄道情景や列車・車両の変遷などを綴っていきます。