施設・名所– tag –
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九州ブルトレの多くを引き継いだ熊本の車両基地
東京—九州間の寝台特急に使われていたブルートレインの客車は国鉄時代、東京・品川に集中配置されていた。しかし分割民営化を見据えた1986年11月ダイヤ改正で、「はやぶさ」「富士」などは九州側の車両基地に移管された。多くの編成を引き継いだ熊本は一躍、主力拠点となった。 -
山陽本線を見て泳いだ夏〜山口・防府の富海海水浴場
風光明媚(めいび)な瀬戸内海に沿って走る区間があるJR山陽本線。山口県防府市の富海(とのみ)駅付近には富海海水浴場があり親しまれている。列車を見ながら泳げる海は、地元の鉄道少年たちの夏休みお気に入りのスポットだった。 -
防府駅西の小さな踏切~高架化で鉄道広場になった旧本線
JR山陽本線防府駅(山口県防府市)のすぐ西側に、かつて地域住民に親しまれた小さな踏切があった。1994年の鉄道高架化とともに姿を消したが、周辺は防府市と徳地町(現山口市)を結んだ防石鉄道(64年廃止)の記念広場として整備されている。 -
山陽本線の名所・四郎谷の入り江
山陽本線に乗ったときの楽しみは車窓に広がる瀬戸内海。東京駅からの寝台特急で朝を迎えたときの、陽光を受けてキラキラと輝く景色は印象的だ。山口県周南市から防府市にかけての戸田—富海間はさまざまな表情の海が広がる。その中ほどにある四郎谷地区の穏やかな入り江は、風光明媚な名所として親しまれている。 -
下関駅の機関車交換~ブルトレの朝の「儀式」
夕方から夜にかけて次々に東京駅を出発した九州方面行きの寝台特急。乗車して一夜明けると恒例の「儀式」があった。本州西端の下関駅での機関車交換。多くの鉄道ファンが注目するブルートレインの旅のハイライトだった。 -
九州最古の木造駅舎・油須原駅〜往時の鉄道の面影を求めて
福岡県筑豊地方の3路線を引き継ぎ1989年に開業した平成筑豊鉄道。四季に彩られる田園風景は多くのカメラマンを魅了し、石炭輸送時代の歴史遺産も多く残ることから鉄道ファンの注目も集めている。2022年に復元改装され地域交流拠点に活用されている九州最古の木造駅舎、油須原駅を訪ねてみた。 -
鉄道のまち小郡の扇形車庫
山口県の玄関口・JR新山口駅。2003年9月までは「小郡駅」と称していた。鉄道のまちとして発展した小郡の象徴は扇形車庫だった。転車台を囲むように設けられたSL全盛期をしのぶ大きな建築物で、役目を終えたあとも十数年間残っていた。
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