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12系レトロ客車~SLやまぐち号活性化の立役者
「お好きな時代にタイムトリップ」。JR山口線を走る「SLやまぐち号」の活性化のため1988(昭和63)年夏にデビューした12系レトロ客車。趣向を凝らした5種類の客室は、蒸気機関車だけに頼っていた人気を列車全体に広げ、SL列車に乗る楽しみを演出した。 -
SLやまぐち号で走った一等展望車マイテ49 2~レトロ演出の先駆け
1938(昭和13)年に製造され、東海道本線を中心に特急「富士」「つばめ」「はと」などで活躍した一等展望車マイテ49 2。61年の引退から四半世紀、国鉄分割民営化を控えた87年に本線復帰した。JR山口線の観光列車SLやまぐち号にも連結。懐かしさと気品にあふれる姿は大きな話題を呼んだ。 -
SLやまぐち号 C571の煙突と集煙装置
国鉄での蒸気機関車復活が実現し、山口線にSLやまぐち号が走り始めたのは1979(昭和54)年のこと。産業遺産や観光資源としての期待が高まり、ローカル線活性化の切り札としての登場だった。けん引機のC57形1号機には、集煙装置や回転式火の粉止めなど、煙害を防ぐさまざまな改造が施された。 -
鉄道のまち小郡の扇形車庫
山口県の玄関口・JR新山口駅。2003年9月までは「小郡駅」と称していた。鉄道のまちとして発展した小郡の象徴は扇形車庫だった。転車台を囲むように設けられたSL全盛期をしのぶ大きな建築物で、役目を終えたあとも十数年間残っていた。
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