歴鉄2番線について

コンセプト

「地方の鉄道少年が見た情景」をメインテーマに、1980〜90年代の思い出や列車・車両の変遷などをつづります。

国鉄からJRに変わったこの時代は、新たな技術やデザインを取り入れた車両が続々登場した一方、地方ローカル線を中心に合理化が進み、長年見られた日本の鉄道風景は大きく変貌しました。

それから30年以上がたった現在、ブルートレインなどの長距離列車は大半が姿を消し、過疎化が進んだ地方では路線自体がなくなるなど、昭和末期や平成初期はすっかり歴史の一ページになった感があります。

当サイトでは、少年ファンのなにげない日常から30〜40年前の鉄道を振り返ります。地域がやや偏り私的な内容も含まれますが、それによって当時の空気感といったリアルな歴史を感じていただけるように思います。

歴史×鉄道のメインである廃線跡巡りなどから少し外れた「2番線」。むかし列車を追いかけていた人には懐かしさを、若い世代には興味を呼び起こすきっかけになれば幸いです。

このほか、令和に残る懐かしい列車や鉄道情景を紹介する「歴鉄探訪」も随時公開を予定しています。

ロゴデザインについて

当サイトのメインコンテンツであるブルートレインで活躍した、EF65PF形のパンタグラフをモチーフにしています。

小さな交差型パンタグラフを載せたフレッシュな装いは、昭和50年代の鉄道少年の憧れでした。

思い出の列車が今もパンタグラフを上げて人々の心の中を走り続けている─との思いを表しています。