特急・急行– tag –
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陰陽連絡の一翼を担ったキハ181系特急「おき」
山陽新幹線に接続する小郡(現新山口)から山口線を通って、山陰本線の米子、鳥取まで走った特急「おき」(現スーパーおき)。キハ181系気動車の短い編成だったが、陰陽連絡列車としての役割は大きかった。 -
「雷鳥」と北陸本線~特急街道の記憶
1985(昭和60)年5月、北陸本線のエースだった特急「雷鳥」に乗った。京都・新大阪駅と加賀温泉駅(石川県加賀市)を往復する約4時間。当時の国鉄を代表する「特急街道」を満喫した。 -
国鉄ボンネット特急に浸る~クハ481-603の客室と運転台
昭和後期の国鉄特急を代表する485系電車。東海道の花形だった151系「こだま形」以来のボンネットスタイルは列島を駆け抜け、多くの人々を魅了した。九州鉄道記念館(北九州市門司区)ではクハ481-603を保存・公開し、その勇姿を伝えている。 -
急行「火の山」と阿蘇観光
1984(昭和59)年の夏、熊本駅から豊肥本線の急行「火の山」で阿蘇に向かった。当時は3往復運転されていたが、朝9時半ごろ出発する1号は観光客らで混雑していた。立野駅のスイッチバックを越えて阿蘇のカルデラに入ると、「火の山」の車窓には雄大な景色が広がる。知らない土地を進むローカル線の旅は新鮮だった。 -
昭和50年代 特急有明に連結された「ビデオカー」
昭和50年代後半、九州を代表する特急「有明」の一部列車に「ビデオカー」という車両が連結されていた。編成端に組み込まれた自由席車両で、大型スクリーンで郷土芸能や観光案内などのビデオをエンドレスで放映していた。 -
特急ヘッドマーク 幕回しの楽しみ
終点に着いた列車が折り返すときに見られる幕回し。かつて東北、上信越方面へ多くの特急列車が発着していた上野駅では、行き先方向幕だけでなく、前面を飾るヘッドマークの幕回しが見られた。一番の楽しみは普段見られなかったり、既に廃止された列車が一瞬だけ「復活」することだ。少年カメラマンには恰好の被写体だった。
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