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0系6両編成「こだま」 山陽新幹線を変えた元祖「ミニ新幹線」
2025年3月10日に全線開業50周年を迎えた山陽新幹線。当初は東海道区間と一体化された地味な存在感だったが、国鉄末期の1985年に短い6両編成の0系「こだま」が登場。近距離都市間移動のニーズに応えた短い新幹線は、山陽区間の独自性を高め、その後の利便性向上のきっかけとなった。 -
100系X編成〜国鉄が最後に送り出した花形新幹線
0系に代わる2代目として1985年に登場した100系新幹線。2階建て食堂車や個室グリーン車を備えたX編成は80年代後半、東海道・山陽新幹線のエースとして、新生JRのイメージアップに貢献した。 -
鉄道新時代の扉を開いた100系「ニュー新幹線」
眺望に優れた2階建て食堂車、鋭く尖ったロングノーズの先頭車…1985(昭和60)年にデビューした東海道・山陽新幹線の100系電車は、フレッシュな存在感から瞬く間に日本を代表する花形列車となった。乗客を第一とした優れた車内設備は、その後の鉄道車両の模範となった。 -
0系新幹線の窓 大きさ比べ〜鉄道趣味探求の入り口
「夢の超特急」として1964(昭和39)年にデビューした0系新幹線。その親しみやすい団子鼻は日本の鉄道のみならず、高度経済成長期の象徴的なアイコンとなった。20年以上にわたり3216両が製造された0系は、趣味対象としてはマイナーな分野だったが、側窓の大きさの違いなど楽しめる要素も多かった。 -
大人への階段だった食堂車
かつては長距離優等列車の華として食堂車が連結されていた。昭和末期から平成初期にはずいぶん減っていたが、まだ東京—博多直通の新幹線などには連結されていて、ビジネスマンは「戦士の休息」の場として、旅行者は非日常が味わえる空間として機能していた。 -
グランドひかり さよなら運転(2002年)
食堂車を含む2階建てを4両連結し、東海道・山陽新幹線を代表する列車として約13年間にわたって活躍した「グランドひかり」が、2002年11月23日の「さよなら運転」を最後に引退した。新幹線の高速化などの影響を受けた形だが、眺望に優れた食堂車が人気だった名列車の退役を惜しむ声は多い。
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