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関門トンネルで活躍した銀色の機関車〜EF30とEF81 300
東京から九州に向かう寝台特急が毎朝到着し、けん引する電気機関車の交換が行われた下関駅(山口県下関市)。国鉄時代には銀色に輝く関門トンネル専用の機関車が登場した。直流機EF65、EF66形から交直流機EF30、EF81形300番台へのリレーは、ブルートレインの楽しみの一つだった。 -
EF66形100番台~貨物機のイメージを変えたJR第1世代機
国鉄からJRに変わり各地でニューフェイスが登場する中、貨物列車でも新しい電気機関車が1989年にデビューした。東海道・山陽本線にはEF66形100番台が走り始め、これまでにないフレッシュな外観は貨物のイメージアップに貢献した。 -
元東京機関区のEF65PF ~60.3改正後も続いた下関運用
昭和60年3月のダイヤ改正で東海道・山陽本線の主要寝台特急から撤退した東京機関区のEF65形1000番台(PF形)。主役の座をEF66形に譲ったが、本州西端の下関まで足を延ばす広域運用は後年まで続いた。 -
配給列車6590レ・6591レ~どんな車両がつながってる?
鉄道会社内において車両や部品などの社用品を運ぶ配給列車。かつて山口、広島両県の山陽本線を走っていた配6590レと配6591レはブルートレインの電気機関車EF65形1000番台(PF形)がけん引し、下関・幡生の工場に入出場するいろいろな車両が見られる楽しみがあった。 -
九州ブルトレED76形の魅力〜59.2改正で復活したヘッドマーク
東海道・山陽路を1000㌔以上走ってきた寝台特急は、九州に入ると赤い交流電気機関車の出番となる。東京から見ると末端区間で、ヘッドマークも外され地味な印象だったが、1984(昭和59)年2月のダイヤ改正でヘッドマークが復活すると一転、注目度が一気に高まった。 -
流れ星マークを付けたEF66形~ブルトレ専用機の証し
国鉄末期の1985(昭和60)年3月からブルートレインで活躍したEF66形電気機関車。「あさかぜ」「はやぶさ」など伝統列車のヘッドマークを掲げた姿は多くのファンを魅了したが、JR移行後にもう一つ、ブルトレ専用機としての象徴的なアイテムが添えられた。運転席窓下、車体側面にあった「流れ星マーク」だ。 -
JR貨物の試験塗装機〜新生会社のイメージアップ作戦
国鉄からJRへー。1987(昭和62)年4月、新たに発足した各社では、イメージアップや地域密着アピールなどのため列車の塗装変更が多く行われた。JR貨物でも、貨物列車をけん引する電気機関車に試験的に行われた。 -
SLやまぐち号 C571の煙突と集煙装置
国鉄での蒸気機関車復活が実現し、山口線にSLやまぐち号が走り始めたのは1979(昭和54)年のこと。産業遺産や観光資源としての期待が高まり、ローカル線活性化の切り札としての登場だった。けん引機のC57形1号機には、集煙装置や回転式火の粉止めなど、煙害を防ぐさまざまな改造が施された。
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