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大人への階段だった食堂車
かつては長距離優等列車の華として食堂車が連結されていた。昭和末期から平成初期にはずいぶん減っていたが、まだ東京—博多直通の新幹線などには連結されていて、ビジネスマンは「戦士の休息」の場として、旅行者は非日常が味わえる空間として機能していた。 -
ブルートレイン出雲の旅路2(東京—出雲市 2005年)
「出雲」は京都から山陰線に入り、ディーゼル機関車DD51形が終点の出雲市までけん引する。翌朝、香住到着前のおはよう放送で目を覚ました。7時すぎに名所・余部鉄橋を通過。高さ41㍍からの眺めは空中散歩をしているような感覚だ。 -
ブルートレイン出雲の旅路1(東京—出雲市 2005年)
首都圏と山陰の各都市を結ぶ出雲市行きの「出雲」は、現在も国鉄時代の面影が残る貴重なブルートレインだ。近年は鉄道ファンのみならず旅行業界からも注目されるこの列車に乗って、「昭和の夜」をもう一度味わってみることにした。 -
みんなブルトレが好きだった
青い客車編成から「ブルートレイン」と呼ばれた寝台特急は、旅を楽しめる要素が多かった。東京の夜景に見送られ出発。深夜、布団にもぐりながら知らない街を眺め、翌朝は食堂車で朝焼けの瀬戸内海を眺めて朝食をとった。一期一会の乗客との会話も弾んだ。
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